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くじゅう連山のひよっこ


山行レポ (1月12日 星生崎)



 
1月12日 
牧ノ戸(14:15)→避難小屋(15:45)→星生崎(16:10〜18:00)→牧ノ戸(19:10)



                  くじゅう登山ガイドマップ作製協力団体作製のくじゅう登山ガイド&山のマナーの地図

 

 今週は、山行にはもってこいの3連休である。しかし、今週雪が降っていないなど条件が思わしくない・・・。その条件下で、天気予報を見て、どういう山行をすればいいのか計画を立てた。当然、晴れマークのついている土曜日に行くことは間違いない。問題は、朝けするか普段通りの山行をするか夕けをするのかということであるが、時系列予報では、朝方は雲が広がる模様・・・。 でも朝でなければ、霧氷で白い山がみれない・・・。いろいろな葛藤のもと、白さは味わえないが、夕方は天気がよく山がアーベントするのではないかと夕けすることにした。



こんなにも泥沼化するの!!!!!





「牧ノ戸登山口」



 
前回のように朝駆けであれば、ノン睡眠ということもあるが、今回は夕駆けなので、自宅でゆっくりと睡眠が取れた。10時に自宅をでて、三愛でうどんを食べ、老野湧水で湧水を汲んで、牧ノ戸についたのが14:00少し前だった。朝駆けを終えた人たちが、帰宅しているので登山口付近の駐車場が空いておりそこにすかさず駐車した。牧ノ戸の気温は、4度くらいあり、かなり暖かったので、フリースとダウンをザックになおし、ヒートテックとウィンドブレーカーの二枚で登ることにした。
 沓掛までの登山路は、雪道が固められて以外にすべりやすくなっていた。でもアイゼンが必要ない程度なので、足に力を入れてすべらないようにして登った。おかげで、この坂を登り終えたときはふくらはぎがパンパンになり、今日の山行大丈夫かいなと少しあせった(笑)









「雪が踏み固められた
       登山路」












「ドロドロ泥道」



 今日は牧ノ戸からなので、登山路が泥沼化するのは覚悟していた。が、ここまでひどいとは思わなかった。よく考えると11月を思わせるような暖かさ・・・・、僕は11月は大体、牧ノ戸からの登山を外すためここまでの状況が予想できなかった(苦笑) 
 なるべくベチャベチャ道をさけ、この暖かさなら帰りも、この道を通らんといかんなぁ〜と少し憂鬱になった。










「わずかに残った
       霧氷」













「避難小屋から見た
      星生崎」








「久住山と避難小屋 K5」

































 
 久住避難小屋まで続いたベチャベチャ道に、御池まで行く時間・気力を削がれ、星生崎で夕日を望むことにした。※別に綺麗好きではありません(笑)
 アーベントまでは時間があるので、ジェットボイルでお湯を沸かしコーヒーを豆から引いて飲んでまったりとした。まったりとして冷静になったのか、ジェットボイルをなおそうとしていると、火が出る所に押すボタンがついているのを確認した。もしかしてと、またガスを装着し、そこを押すと火が付いた・・・・(苦笑) 去年、これを買ってから、いつも着火マンで火をつけていた・・・。おまけに12月の大船では、着火マンの火がつかず諦めて帰ったのだが・・・・(苦笑) これ以上は、恥ずかしいので書きますまい・・・(笑) ただ、このジェットボイルは、値段が張りますが、冬山でもすぐお湯が湧きますのでお勧めです☆彡 今日は豆を引く前にわいちゃいました(笑)
 








「JETBOIL」











「着火スイッチ」








「星生の窓からみる扇ヶ鼻 K5」


































 ジェットボイルを色々といじっていると、だんだん太陽から発する光が、赤みを帯び、山を染め始めた。まず、星生の窓へ行き扇ヶ鼻に沈む夕日を撮った。これは、以前からいつか、とってみたいと星生の窓に来るたびに思っていたことで、やっと達成できた☆彡 また星生には、僕の好きな場所で、恐竜(ステゴザウルス)の背中のようなところがあるので、そこに行きそこで染まりゆく背中を写真におさめた(笑)






「恐竜の背中 K5」







































「恐竜の背中 K5」








































「アーベントが始まる K5」







































「暮れゆく肥前ヶ城と扇ヶ鼻 K5」


































 そうこうして、たくさんの写真をとり、最終的には星生崎の定番スポットに戻ってきて染まりゆく霧氷や久住山等々のアーベントロートを満喫した☆彡






「三俣山が染まる NEXー5N」







































「アーベントロート K5」








































「アーベントロート K5」








































「アーベントロート K5」








































「アーベントロートで僅かな霧氷が染まる K5」








































「アーベントする樹氷と三俣山 K5」






































「アーベントする星生山 K5」








































「扇ヶ鼻の向こうに夕日が沈む K5」







































「扇ヶ鼻の向こうに夕日が沈む K5」


































 山が真っ赤に染まる至福の時はあっという間で、暗くなり静寂な山へと変貌を遂げた。そして、今日もこの感動をありがとうございましたと山に告げ、ヘッドライト点灯し牧ノ戸へ下った。








 
エピローグ





「長者原の光」


 今日は、久しぶりに夕駆けをしました。始めは、登路のベチャベチャ感に憂鬱さを覚えましたが、アーベントロートが山を染める瞬間を満喫でき、一気にそんな感情が吹き飛びました☆彡
 そして、帰りの登路は、なんとカチカチになっていたので、歩きやすかったのです☆彡 僕は防寒しているので、今日のような寒さでは寒さに気が付きませんが、結局は、マイナスなんですよね>< なので、昼間は皆がたくさん通るのでベチャベチャになりますが、夕駆けになり、人が通らなくなるとあっという間に凍るんですねぇ〜>< 

 今年は、完全に真っ白な山にはまだ出会えていません。寒さは十分みたいですが、例年より降水量があまりにも少ないみたいですね>< テルテル坊主を作って逆さにでもしてみましょうか(笑)
   


 
ご来頂ありがとうございました☆彡

                     「くじゅう連山のひよっこ」  Ryona




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