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星生崎下と扇ケ鼻(ペルセウス座流星群)


 
  

 8月12日から13日未明、今年も例年のようにペルセウス座流星群のダストトレイルがやってくるという。
ペルセウス座流星群は、しぶんぎ座流星群、ふたご座流星群ともに3大流星群といわれているが、今年好条件で見ることができる唯一の流星群ではといわれている。
 去年は休みの関係で、一日ずれたわけだけど、それでも星生崎上を通過する流星群に感動したのを覚えている。 やはり地上で見るのとは違い山の上で見る星空は格段に数も多い。実際、山に登るまで、天の川が肉眼で確認できることすら知らなかったし・・・・。
 今年は休みも重なり、月も1時には沈むという好条件。 星の撮影に失敗した去年のリベンジもかね今年も挑戦することにした。
 この流星群って凄く歴史があるみたいで・・・紀元前から観測されていたとか・・・。



 仕事終わりで、急いで準備をし、牧ノ戸へ向かう。11時半くらいだろうか、牧ノ戸につく。駐車場はこの流星群を見る人たちで沢山。でも、登山している人は殆どいない模様。とりあえず、準備をしていると、higetiasさんとmamatiasさんがちょうど登っておられて、僕に気づいてくれたので一緒に登ることに^^
 牧ノ戸は20℃を切っていてとても涼しかったが、風ないためか登山中はずっと暑かった・・・。流星群の時期には登山中も何度か流れるのを確認できるんだけど、今回は中々それが確認できないし不安だった。
 ブロッコリーの丘に着いたときだろうか・・・・、火球を帯びた流星群を確認。 火球が消えた後も数秒の余韻が残るほどの物だったので、今日はもしかして期待できるんじゃないの?と先ほどの不安はいっきに今日の流星群への期待へと変わった。 心境の変化・・・・・何て単純なんだろうw
 最初はまず扇の東端で星を撮ってみようと思ったんだけど・・・久住側に見える星の量って結構少ない?
理由なんてさっぱりだけど、去年も同様だったような気がしたので、やはり星生崎下から星生崎と流星群を狙うかと、お二人の最初の狙いに乗っからせていただくことに。
 星生崎下には、先客が1人。僕は皆より手前でスタンバイ。 向こうからシャッターの音が聞こえる。
僕は、今のカメラになって星撮りを試したことがなく・・・どうもピントが合わない・・・。たぶん20分くらいはもたついていたかな・・・・・。 事前の準備って凄く大変だよねw
 準備が終わり、シャッターを切る。何度もシャッターを開いた時に星が流れたようにも見えたが、カメラには流星群の軌跡なんて全然写っていない・・・。 そんなことを繰り返していると・・・、火球が流れた。
 火球の方向・・・星生崎からの距離・・・・、こりゃ写っているわけないよな〜っとあきらめていたわけだけど・・・・良く見ると写ってる・・・・、何回目をこすっても写ってる(笑) まるで赤い彗星といわれたシャーのモビルスーツが通った軌跡のように・・・・。 
 ま、あえて言おう・・・・「運であると」(笑)

 




 この写真も確信のもと2つ写っていたけど・・・・流れ星って火球を纏ってないと全く迫力ないのね・・・><;
 その後も何度もシャッターを切るも持ち場を離れヒゲさん達のところで話しているところで、今日一の閃光が2つ・・・。記憶には焼き付けてやったぜ〜w
 それからしばらくして女性が1人・・・・寝そべった姿でRyoさん?って良く見るとなおさんでしたw
声で分かったらしいw。
 それにしても・・・・今日の朝駆け登山者は多いこと・・・・去年も同じことを感じたけど・・・・、凄すぎる。この流れにはついていけないと、今日は星生崎で夜明けを迎えることに・・・。 




 



 夜明けも近くなり、下にいた人があがってくる。僕自体は、西千里からライトを見た限り、ある人で間違いないだろうと確信持っていたんだけど・・・・。 仲のよろしいはずのヒゲさんと顔を合わすけど二人ともそっけないし・・・、おっかしいなぁ〜っと近寄って行ってみるとやはりsumiさんでした(笑)

   

 




 
 





 もちろん朝は単調だった。でもなぜか単調な朝でも、朝露を帯びた緑の濃さ・・・、鳥のさえずりが、さわやかな朝を演出してくれた^^ スープがあれば最高だったかも。
 情報によればマツムシソウがもう咲いているということだったので扇ケ鼻経由で帰る。
 登山道には、ワレモコウやちょっと盛りを過ぎたシュロウソウやイヨフウロ、ママコナ、これから旬をむかえるホクチアザミやキリシマヒゴタイなど沢山の花が咲いている。





 




 キリシマヒゴタイ




 








 ヤクシマホツツジ



 



 ママコナ

 


 




イヨフウロ


 そして、扇につくとマツムシソウが^^ かわいいっす!!!
ていうか、扇ってお花の宝庫だったのね〜ってくらいお花が咲いていたw
山頂で朝食。ラおさんがな王のレーメンを食べていたのをよだれを垂らしながら見ていたけど、あっという間に平らげていたなw
 




 





 

マツムシソウ




 サイヨウシャジン


 

 まだまだ早朝の登山といえど・・・・相当な暑さの中、牧ノ戸へと下山しました。
それからおいちゃん家によって食料を買い、自宅についてビールと一緒に堪能しました^^

みなさん今日もありがとうございました☆彡



                                   管理人 RYO