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くじゅう連山のひよっこ


山行レポ (3月16日 マンサクを求め佐渡窪・白口岳)



 
3月16日 
沢水(7:00)→鍋割峠→佐渡窪(8:10〜9:00)→鉾立峠(9:20)→白口岳(10:10〜10:55 休憩)→本山登山道→沢水(13:00)



                  くじゅう登山ガイドマップ作製協力団体作製のくじゅう登山ガイド&山のマナーの地図

 

 最近のくじゅうは冬枯れの山で、ちょっともの悲しい。その中で、先頭を切って、山に新たな色彩を加える花、「マンサク」の開花情報を得た。この時期は、このマンサクを求め、その名所である佐渡窪にいつも行くことにしている。当然、今回も恒例の山行きをすることにした。去年行ったときは雪が降りガスで最悪の状況で、鉾立峠を登るの断念したが、今日は天気が良いので、体力強化のため鉾立峠から白口・本山登山道から沢水というまあまあ骨のある山行きをすることにした。
 去年の秋にリンドウを求めて山行した時、夏の豪雨でくたみわかれ〜鉾立までの登山道が土石流で悲惨なことになっていた。その時に確認できなかった佐渡窪の大きなマンサクが、もしかしたら流されているかもしれないという不安があったので、その確認も兼ねてである。 とりあえず、ビジターセンターで通行できるかの確認をしたら、ロープ内を通行すればOKとのことでした。
 

マンサクづくしの満足(マンサク)の山行







「くたみわかれ」

立ち入り禁止のロープは張っているが切れたところから通行可能とのこと!!



 いつものように三愛レストで色々と準備をして、沢水へと車を移動させた。途中、阿蘇や祖母・傾が雲海の上ではっきりと見え、日本画のような景色で何とも風情があって、今日の山行きは、久しぶりに景色を望める山行きになるかもしれないという期待がよぎった。 
 7時前に駐車場につき、7時に登山開始。いつものように「くたみわかれ」までのアップダウンのいやらしい登山路を嫌々ながら歩いていると、「ガサガサ」という音がした。そして、「キィー」という鳴き声とともに、イノシシ親子が4匹すごい勢いで「くたみわかれ」の方へと向かっていった。 いや〜直面して突進されなくてよかったと出だしから冷や汗をかく羽目になった。
 沢水から、大体20分で「くたみわかれ」つき、やはりロープが貼ってあり立ち入り禁止の看板があった。そのちょっと先から入れるようになっており、そこから鍋割峠を目指した。
 登山路は、以前と比べると、比べ物にならないほど荒れていたが、それでも、秋口の時よりは整備されていた。 








「去年の豪雨で荒れた登山路」


 鍋割坂にはいるとところどころにお目当ての「マンサク」が咲いていた。だが、ここの「マンサク」は背が高いので中々写真におさめることができず、目で楽しんだ(笑)。 坂の終点に観音像があり、今日は忘れずにワンカップを添えた。 そしてここからが「マンサク」の鑑賞タイムの始まり^^  








「鍋割坂の観音様 K5」


































 







「マンサク K5」


































 「マンサク」は、丁度、今が見ごろで綺麗だった^^ 佐渡窪にも立派な「マンサク」が2本ありそれを色々な角度から撮っていると、気づいたら時間が30分以上過ぎていた^^ そして肝心の大きなマンサクの木だが、土石流で流されていなかったので良かったが、木自体が枯れてしまっているのか3分の2は花がついていなかった>< 今日撮影した2本の「マンサク」の木が成長し、佐渡窪の新たなシンボルとして育ってほしい><
 以下、佐渡窪の飽きるほどの「マンサク」の花の写真をどうぞ(笑)  






「佐渡窪のマンサク K5」


































 






「マンサクと白口岳 K5」






































追加「これからの成長が期待されるマンサク」








































「佐渡窪のマンサク K5」







































「マンサク K5」


































 






「佐渡窪のマンサク K5」










































「去年の豪雨で荒れた登山路」


 












「鉾立峠」








 今日お目当ての「マンサク」に満足し、あとは登山を楽しむだけ^^;
 鉾立は下りたことはあるが、登ったことはない。中級者向けということなので、心してかかった。登ってみて思ったことは、確かに急登であったが、ここは下りるより登る方が、手をつかえる分、楽だった。三俣山の南峰直登も同様で登りは、何とかつかむものがあるので、挑戦するならのぼりがお勧め^^












「若干急登の岩場」







「白口と大船 K5」


































 誰もいない白口につき、改めて景色を眺める。が、朝の澄み渡った景色とは、裏腹に、今日もいつものように視界が悪かった^^; ここ最近、本当に澄み渡った山を見ることが少なくなった・・・・・。
 誰もいないしここでご飯にするかということで、ジェットボイルに火をつけると、火がつかない・・・・ガスが切れていた(笑) 昼食も食べれないので、稲星によらず帰ることにした。
 
 そして、この帰りが、良い意味で期待を裏切られた^^; というのも、佐渡窪で「マンサク」は十分堪能したはずだったが、この本山登山道は、それ以上に「マンサク」が山を染めて美しかったのだ☆彡 この景色は是非、毎年の恒例にしたいと思った。 以下は写真で^^ 






「天狗・中岳・白口 K5」








































「マンサクと鳴子山 K5」









































「一面がマンサク K5」







































「マンサクと鳴子  K5」







































「マンサク」








































「マンサク」






































エピローグ

 「マンサク」は佐渡窪と思っていましたが、この本山登山道の「マンサク」は、それを上回っていました^^; 今日は、沢水から多くの方が登られていましたが、その多くは、本山登山道からのぼり、僕と逆のコースで帰るということでした。70くらいのおばちゃまたちも頑張って登っておられました^^ それくらいこの時期に、登る価値があるということでしょう^^
 でも、僕は、本山登山道は下りで使った方が、良いような気がします。なぜなら一面黄色で染まった山肌を見ながら下ることができ、「マンサク」を堪能できるからです^^ これはあくまで僕の意見で、参考にまで!!

 20日は坊がツルの野焼きですね^^ 天気は曇りっぽいので、風さえ強くなければ、決行しそうですね^^ 楽しみです☆彡 

   


 
ご来頂ありがとうございました☆彡


                     「くじゅう連山のひよっこ」  Ryona




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