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くじゅう連山のひよっこ


山行レポ (3月29日 天狗・中岳・坊がツル)




大曲(4:00)→すがもり小屋(4:30)→天狗が城(5:35〜6:20)→中岳・池の小屋→北千里→法華院山荘休談話室(8:50)→坊がツル→吉部




             

 今日は、平日の金曜日(笑)。「坊がツルの野焼きをいつ見るの? 今日でしょ」という今はやりのフレーズで、思い切って有給休暇を取ってしまった(笑) こういう時のために、普段は、わがままはしない・・・ 消化不良の有給休暇は山のために使うのだ(笑)。
 最近は、すっかり暖かくなったので前日から、くじゅうに入ることにした。仕事から帰ってくると、スタッドレスからノーマルタイヤへ履き替えるために、注文していたナットが家についていた。どういうわけか、無性に履き替えたくなったので、履き替えて出発するというわけのわからないことをしてしまった・・・(汗)。疲れた上に長者原についたのは23:30・・・。予定では、10:00くらいについて、3時に起きて睡眠十分の朝駆けのはずであったが・・・。何かしたいと思ったら、絶対するというこの性格・・・を嘆いた(苦笑)。
 起床は、予定通り3時15分、外を見ると、月に薄雲にかかっていた。今日の朝駆けは期待できないなぁ〜と思ったが、せっかく前日から来ているので、登ることにした。
 
 

さぁ〜どこに行くかぁ〜で天狗が城!!

「夜明け前の静かな中岳 K5」































 今日はどこに登ろうかと迷っているときには、大曲を選ぶ。大曲は、三俣山も近いし、くじゅう別れもそう遠くはないからだ。とりあえず、ヘッドライトをともし、星も出ていないし暗闇の中をひたすら進んだ。すがもり小屋につくと、三俣山にヘッドライトが1つ灯っていたので、三俣山に行こうかなとも思ったが、三俣経由の坊がツルだと野焼きまで時間が余りすぎる気がしたので、天狗・中岳・白口・鉾立・坊がツルにしようかなとこの時は考えた。
 北千里からくじゅう別れを登っているとき、後ろを振り返って三俣山を見ると、ヘッドライトで何か合図を送ってきているような感じがした。ベテランの方は、それぞれのモールス信号があるというので、その中の一人だなと感じつつも、返事する術がないので・・・・なんか考えて伝えないとなぁなんて、おこがましいことを考えた(笑)。 
 とりあえず、登っていると1時間30分強で、天狗が城へと着いた。牧ノ戸よりも近いのかななんて考えたがそんなことはないか@@; 星とかの時間の障害になるものがないから早かったに違いない。
 そんな中、夜明けは予想どおりの撃沈。でも今日は、この景色を一人占めしているので、なんだか雲の動きを見ているだけで感動した☆彡



「夜明け前の静かな三俣・由布岳・平治岳 K5」


































 







「夜明け前の静かな由布・平治・大船山 K5」







































「中岳・稲星 K5」


































 中岳へ向かい、強風のため寒いし、昨日のタイヤ交換がたたったのか、すごく眠いので長居をせず池の小屋に仮眠を取りに行った。






「中岳からの定番ショット K5」


































 

 小屋についても誰もいないし、ここで寝て寝過ごして野焼きを見れないとなると嫌なので、とりあえず法華院山荘の談話室へ向かうことにした。途中、カメラを出す事も無く下っていると、くじゅう別れのところで、今日はうっすら英彦山が見えているので、それだけを写した写真が下のだが真ん中にわずかに映っているのがそれ・・・(苦笑)






「万年山の上にわずかに英彦山が^^ K5」








































「北千里のサルの惑星 K5」







































「馬酔木(アセビ) K5」
こんなにかわいいのに、馬が葉を食べれば毒に当たり、うが如くにふらつくようになるという所からついた名前らしい。








































「野焼き前の坊がツル K5」



































 相当眠い中、談話室についた。すると、眠気も覚める方が談話室におられた。その方とは、「九重連山の光と影」のオアシスさん☆彡 話しかけるのに勇気がいったが、思い切って話しかけてみるとやはり間違いなかった。いつもホームページを見て、時に自画像をのせているので自信があったのです☆彡 山に対する感謝の姿勢など、勉強するところが多くて、今日あえて本当に良かった^^  
 今日は、オアシスさんについていくとこの時に決めていたのでオアシスさんを待つと、ずっと奥の方へと入っていったので、そこまでついていく勇気がなく遠慮した(笑) そして一人で、野焼きの開始をまった。 チリチリという音から始まり、次第にゴォー!!と炎は大きくなり、近くにいるとその熱風で暑くなるほどだった。野焼きの終わったところから漆黒の闇が地上を覆っていった。その姿は、戦国時代の焼野原・・・僕はその戦を生き抜いたそんな気分になった。見た事ないし、死んだら大ごとだが(笑)こんな感じだったのでは・・・!!  





「野焼きが始まる K5」








































「野焼きと大船 K5」






































「野焼きと大船 K5」









































「野焼きと大船 K5」


































 





「野焼きの終わった区域 K5」








































「オアシスさんとみた野焼きと大船 K5」


































 そして、ちょっと落ち着くと、オアシスさんを発見した!! 写真も撮らずに何かを考えているようだったので、そこへと向かった。すると、やはり、今日ベストの場所を考えていたみたいで、お供させていただいた^^ すると、燃え盛る炎が合わさるような姿など、僕では逃してしてしまう瞬間に出くわすことが出来た^^
 そして、九重の四季の木下さんを探し回っていると、もうあったかくなったので恰好が変わっていた。実は始まる前にも探したのだが、服装で判断していたので見つけきらなかったのだ(涙)。そして、なんと、そこには、悠悠さんとその奥さん、HEROさんもおられたのだ。そしてオアシスさんも含め、こんなひよっこの僕が、避難小屋で昼食をお供させていただいたのだ。終始、緊張したが、とても気さくな方たちで本当に楽しいひと時を過ごすことが出来た☆彡 
 山行きを終えた後も、木下さんとHEROさんとおいちゃんちにお供できるなど、ちょっぴり仲間?!!、いや、弟子入りできたが気がして嬉しかった^^






「オアシスさんとみた野焼きと大船 K5」






































「オキナグサ」



































 


エピローグ
 
 今日は、念願の坊がツルの野焼き、今日でしょと言われたとおり今日でした☆彡 重鎮方にも会うことが出来てとても嬉しかったです^^ そのくじゅうに対する思いや知識など、本当に見習う点が多くて、教わることで、一日で何年も成長したような気分になります(言い過ぎか(笑)) 偽装体験では、終わらせないようにこれから、自らの足で歩み体験していこうと思いました^^ 
 本当にありがとうございました^^  



PS 今日(土曜)は、福智山に桜を見に行きましたのでそのうち、アップします^^
   


 
ご来頂ありがとうございました☆彡


                     「くじゅう連山のひよっこ」  Ryona




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