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くじゅう連山のひよっこ


山行レポ (5月3日 前岳と花散策)





             

 今日は、黒岳縦走と決めていた。というのも、初めて登った時に咲いていたツクシシャクナゲの美しさが忘れられないからだ。それ以来、この山はキツイが恒例としている。それくらい登山道を埋めるシャクナゲには魅力がある。むしろ、そのシャクナゲの力がないと、登れない(冗談)、登る気にはなれない。
 しかし、最近は、くじゅうに咲く花の魅力に取りつかれてしまっている。前回の登山の時には咲いていなかった「ヤマシャクヤク」も、もう一度見てみたい! そんな衝動にもかられ、「天狗岩で万歳をする」を取るか、花散策をするのか思案中のまま、男池についた。
 

 結局 前岳のみで終了

「ヤマフジ K5」



































 男池につくと、牧ノ戸を通ったときはたくさんの車があったが、ほとんど車はなかった。去年は新道の影響で、もうそれは大勢の人を見たが、あの新道は、大々的にPRしすぎたので、今は、入れなくしている。 くじゅうには、非公認ルートが多々ある。そのようにそっとしてればよかったのに、なんてね(笑)
 とりあえず、白水鉱泉まで坂道を下ることにした。下っている途中、車が止まったので見ると、男池のおいちゃんが7時ちょっと過ぎにも関わらず、店の方に向かっていた。あとで、よるということをつげ、そのまま白水まで、アケビの花や、ヤマフジを楽しみながら30分くらいで着いた。





「アケビの花 K5」








































「ミツバウツギ K5」



































 白水鉱泉でまず、炭酸水を飲み、そのままコテージのところにあるコンクリート道を登る。するとこの敷地内に、初の対面となる「ギンラン」をみた。「キンラン」は、何度か見た事があったので、金・銀制覇だ(笑)。そのほかにも、「ホウチャクソウ」や開花した「ユキザサ」も咲いていて、一週で本当に楽しみ方が変わると実感した。 
 最初から足に来るこの登山道はやはり苦手と思いながら、登っていった。今年は例年より花が咲くのが早いと聞いているので、去年より一週早く上ったのだが、登ってすぐのところから、すでに「シャクナゲ」が綺麗に咲いていた。これが、どういうことを意味するのかというと、この登山道は、急登。シャクナゲがあれば、それを愛でながら登れるのであまり疲れを感じない。が、そのシャクナゲがなくなると一気に疲れを感じるのである(苦笑)。山頂付近にも咲いていることを願うばかり。









「ギンラン」








「ユキザサ K5」








































「ホウチャクソウ K5」


















































「ツクシシャクナゲ K5」









「ツクシシャクナゲ NEX-5N」

















































「ツクシシャクナゲ K5」









「ツクシシャクナゲ NEX-5N」









































「ツクシシャクナゲ K5」

















































「ツクシシャクナゲ K5」


 先ほどの心配は、無用だった。例年に比べ、花が少ないと聞いていたとおり、確かに少なかったが、それでも、山頂まで、ほどほどに咲いていてくれたので、それなりに楽しめた☆彡
 今回は、シャクナゲがないでも、新葉が、とても綺麗で、光が透きとおるシースルー感がとても綺麗だったので、もしかしたら、もしかしたら「シャクナゲ」がなくても大丈夫だったかもしれない(結果論(笑))















「新緑の原生林 K5」




































「展望所 K5」














「前岳山頂」

キツサと標高が釣り合ってない(笑)

 前岳について、天気は良いが、あまり視界が晴れないので、天狗にはいかないことにし、花散策に行くことにした。今日の目標はシャクナゲ以外にもあって、2年前の登山の時に黄色いシャクナゲのような花を見たので、それは何だったのかの確認。その時は、小さく一輪だったが、登山道にあったので、よく目を凝らして探したら、やはり咲いていた「ヒカゲツツジ」だった☆彡 下にある今年初の「イワカガミ」には、失礼だが、「シャクナゲ」よりも、ちょっと小ぶりの「ヒカゲツツジ」にメロメロ(笑) 大変満足して下山したのでした。






「今年初のイワカガミ K5」










































「ヒカゲツツジ K5」



















































「ヒカゲツツジ K5」














男池で花散策







「ツクバネソウ」














「イチリンソウ K5」


 
 男池により、花散策し「イチリンソウ」と「ツクバネソウ」をゲットした☆彡 去年は手振れで載せられる花がなかったので、本当に良かった(笑) そして、おいちゃん家で、コーヒーを飲み、今日はいつも以上に忙しそうだったので、ちょっとだけ会話をし、超美味の地鶏を買って後にした。







男池を後にし花散策






「サバノオ??」


 そして、ここからは、前回、まだまだ、早かった「ヤマシャクヤク」を見に行った。駐車場から40分くらいかかるので、一種の登山か(笑) 登山口で、まずお目当ての「ニリンソウ」と初対面。まずは、その可愛さに感激!! 一本の茎に二輪咲いていたので、なるほどぉ〜と「イチリンソウ」との違いを納得!! なんで、こうなったの?との疑問が同時に沸き起こった(笑) 意外に色々と咲く花を楽しみ、目的の「ヤマシャクヤク」の場所へと着いた。 まだ蕾が、多かったが、中には開いているものもあり、その美しさを堪能した^^ 













「エイザンスミレ K5」
















「ヤマシャクヤク K5」










「ヤマシャクヤク NEX-5N」









































「ヤマシャクヤク NEX-5N」









































「ニリンソウ NEX-5N FE」








































 最後にヒゴイカリソウ

「ヒゴイカリソウ NEX-5N FE」

















































「ヒゴイカリソウ NEX-5N FE」


 最後に、色々な人のHPに載っているので、気になり、ポイントを絞って探してみた^^ すると、思っていた通りのところにあった☆彡  この花は、昔使われていた4本爪の碇に似ているから、その名がついたとか!! 僕が名前を付けるなら「シュリケンソウ」だな(笑)。 とにかく不思議な魅力のある花だった☆彡




エピローグ

 今日は、本当に大満足の花散策になりました☆彡 花の魅力っていうのは、すごいですね☆彡山で見るからこその魅力があります^^ 人々がその生態系を維持するための野焼きをしなければならないという重要性も深く理解できました。 そして、残念なのは、それを盗掘していく人がいるということ・・・。作為的に絶滅危惧種になったのであれば、残念でなりません。 自然の中で自生するからの魅力ですね^^  
 

 
ご来頂ありがとうございました☆彡


                     「くじゅう連山のひよっこ」  Ryona




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