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Routoくじゅう


山行レポ (5月12日 坊がツルと三俣山)



長者原(6:00)→雨ケ池(7:00)→坊がツル(8:00)→北千里(9:20)→三俣南峰(10:20 テラスで談笑と昼食)→本峰(11:30)→すがもり小屋(12:10)→長者原(13:30)




                         くじゅう登山ガイドマップ作製協力団体作製のくじゅう登山ガイド&山のマナーの地図

       

 今週は、天気予報からして山行きを諦めていた。だが、次第に土曜日が曇り、日曜日が晴れと天気の動きが早くなった。おかげで、どうやら山行きが出来そうだ。去年の日程なら、黒岳の次は、ミヤマキリシマ調査隊に変身する予定である。先週の黒岳のシャクナゲの開花状態からも、今年は開花が早いので、調査隊として活動しても良いのではないかと思った。
 くじゅうの中で一番に開花するのは立中山と勝手に思っている。まずは調査隊としての調査はこの山から始まる。途中のミヤマキリシマの状況が「結構咲いていれば、立中山の調査に入る」、「微妙であれば三俣山に登る」ということにし、長者原から入った。。
 

 微妙に開花、去年と変わらずか??

「夜明けの阿蘇五岳 K5」



































 長者原に5時半過ぎに到着。準備を整え、6時前に入山。早朝のタデ原・三俣は先週とは見違えるほど青々していた。途中、木道を歩いていると「ぎょえ〜〜」という鳴き声が(※個人的な聞こえ方です。)、何かと思うとキジのつがい飛んでいった。この前、沢水から入ったときは、イノシシを見て、恐縮したので、それに比べると、朝から国鳥のキジが見れるとは、なんて幸運なことか☆彡
 登山道に入り、今日はこの時期ならではの気色の悪い「あるもの」が出ていないかと注意を凝らし歩く、途中、「チゴユリ」や「ホウチャクソウ」などの可愛らしい花を見かけたが、本命はそれではない。探すが、中々、見つからない・・・・「まだ早かったか」と思っていると、木々の中に完全形体ではないが、「ギンリョウソウ」、やっぱりあった。出始めだが、やはり気色が悪い・・・・でもこれがこの花(菌)の魅力(笑)。




「救助犬 平治号 K5」


















































「ギンリョウソウ コンデジ」








「ミヤマキリシマ K5」



































 雨ケ池につく前に、早咲きの「ミヤマキリシマ」を発見した。この花がこの先、この登山道に沢山咲いていたら、立中山いこうと考えた。しかし、少し咲いている株はあったが、それ以来あまり、パッとするものはなかった・・・。
 今日の雨ケ池は、驚いたことに、霜柱があった。最近の暖かさから、もう見ることはないと思っていたがこの時期に見ると本当に新鮮だった(もしかしたら去年も見ているかもしれないが(笑))☆彡 また、先週に続いて「クサボケ」が旬で綺麗だった☆彡












「霜柱と三俣山(雨ケ池) K5」

















「クサボケと三俣山 K5」







「新緑と大船山 K5」


































 雨ケ池を過ぎ、次第に坊がツルに近づいてきた。 もともと今日の登山道は新緑が綺麗だった。 が、途中の展望所から見る坊がツルと大船山は、GW前半にテント泊した時の灰色のさめた色とは、打って変わって素敵な緑に覆われていた。その姿は、僕を言いようのない爽快な気分にさせてくれた。古典風に言えば「いとをかし」そのものだった。
 そして、坊がツルへ着き、その中で、テント泊している人たちをうらやましく思い・・・、おそらく来月初めのミヤマキリシマの時期には、僕もテント泊をしてやると誓ったのであった。







「坊がツルと白口岳 K5」


















































「テント泊と白口岳 K5」









「ハルリンドウ NEX-5N FE」

















































「法華院山荘温泉 K5」



雨ケ池ルートのミヤマキリシマ開花状況からして、今日は立中山に行っても、無意味だと判断し、南峰を直登しようかと考えた。が、今日は日曜日なので、明日に響くと大変なので、比較的簡単な、北千里からW峰と南峰の間にでるルートで登ることにした。
 そこで、坊がツルで、木道に咲くリンドウを撮影した後、少し法華院山荘の休憩所で休憩した。この休憩所を通るときはハイドレーションの水を少なめに、ここで新たに汲む。すると、冷たい美味しい水を楽しむことが出来るから☆彡。
 そして北千里に出て三俣南峰に直に登った。 ここは蛇が出るので心配していたが、今日のところは大丈夫だった。この登山路は、よく下りで使う。そんなに急でもないので坊がツルに行きたい時など、お勧め。ただし、夏の朝露の時は、ゴアッテクスの靴でもびしょびしょになるのでその時期は注意が必要。 








「北千里に上がる前に見える景色 K5」









































「北千里の猿岩と大船 K5」









































「北千里〜三俣山(南・W峰の間)から見える景色 NEX-5N FE」










































「ミヤマキリシマの蕾と大船山 NEX-5N FE」



















































「イワカガミと久住山系 NEX-5N FE










「久住山系 K5」


































 北千里からW峰・南峰の間に到着。この登山路は意外にミヤマキリシマの株が多い。そして、花付は悪くはなかった。ここは、最後にシャクナゲの綺麗なところに出て、久住山系をバックに入れ素敵な写真を撮れるのだが、今年は本当にシャクナゲの花付が悪い・・・。ここも蕾がほとんどなく、枯れている株も目立った。 来年は、本当に大丈夫なのだろうか・・・・@@














「南峰から見える大船山 K5」


 南峰につき、すぐさまテラスへと向かった。なぜなら、今日は日曜日、「九重連山を歩く」の師匠がいるのではないかと思ったからだ。 案の定、テラスで食事をされていた☆彡。師匠とあがめつつもフランクに話しているが・・・。僕のくじゅうの楽しみ方の多くは、師匠から学んだものだ・・・・。料理だけは、手間がかかるので中々真似できないのだが(笑)。 色々と談笑し、楽しい時間を過ごさせてもらった☆彡 その中で、僕のHPの題名である「ひよっこ」という名前について、もう「ひよっこ」ではないのだから変えなさいと指摘された。 この件については、真剣に考えなければ・・・(笑)
 そして、師匠が先にテラスを後にし、そこで昼食。今日は景色が最高なので、コーヒーも食事も最高だった。食事にロケーションって大事だなぁ〜☆彡
 しばらくゆっくりし、本峰を経てすがもり小屋へと、最高の景色を眺めつつ下った。
 








「本峰からの景色(由布と平治) K5」






































「本峰からの景色(由布と平治) K5」








































「W峰と大船山 K5」






































「すがもり小屋 K5」








































「すがもり小屋 NEX-5N FE」


































 そして、すがもり小屋から長者原への下りで、思わぬ人から声をかけられた。それは、最近師匠のHPでよく目にするYさんである。 僕も以前にあっていたみたいで、紅葉の時期の高塚山。僕が着いた時にすでに食事をされていて、道を尋ねられた記憶が確かにあり、感じの良い人だったのを覚えている。そして、違う日に大船山で、また道を聞かれた!!その記憶もある。それもなんとYさんだったのだ。 人の顔を覚えるのは得意だが、忘れていた自分がふがいない・・・・。次は、こっちから話しかけますよ(笑)。














「ミヤマキリシマと三俣 NEX-5N FE」




















「ホウチャクソウ NEX-5N FE」








「新緑のシースルー NEX-5N FE」


































 そして、少し寄り道をして、タデ原へと下ったのでした。





エピローグ

 ミヤマキリシマ、今年は早いかなと思っていましたが、どうも、最近の寒の戻りの影響で、例年どおりのような気がします。 まあ、あくまで個人的な感想ですが、来週からはミヤマキリシマ調査隊の活動を始めようと思います。まずは立中山ですね☆彡  ドキドキします><
なんちゃって(笑)  
 

 
ご来頂ありがとうございました☆彡


                     「くじゅう連山のひよっこ」  Ryona




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