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くじゅう連山のひよっこ


山行レポ (6月16日 鳴子山と花散策)



  牧ノ戸(5:30)→沓掛山→西千里→避難小屋→御池→池の小屋(7:50〜8:20)→鳴子山付近(9:10〜9:50)→池の小屋(10:30)→御池→避難小屋→西千里→沓掛山→牧ノ戸(12:00) その後花散策

 



                             くじゅう登山ガイドマップ作製協力団体作製のくじゅう登山ガイド&山のマナーの地図


             

  先週で、今年のミヤマキリシマは完結した。そうなれば、次はオオヤマレンゲである。例年ならまだ早い・・・。でも、今年の花の開花は殆どが早くなっている。これは賭けるしかない。ということで鳴子に行くことに決定。鳴子に行くなら、どこから登るのがいいか!!個人的には、久しぶりに沢水から登ってみたかったが、日本代表のサッカーが気になるところ・・;
 電波が確実に入るのは牧ノ戸なので、牧ノ戸から登ることにした。
 

 開花しとれよオオヤマレンゲ!! 

「変なところでブロッケン K5」



































 サッカーを見ていると開始早々、ネイマールの先制弾・・・、いやお見事だった。その後も終始ブラジルペース・・・。相手のホームだし、当然っていえば当然だが・・・・、2点目を入れられ、見る気が失せた。
 そしてすぐに準備をし、5時半に取り付く。辺りはガスで、何も見えない。でも今日はGPVでも、何とかガスが晴れそうだったので期待しながら進んだ。風がないのであやしいなぁ〜と思っていたが、西千里に入った途端、風が吹き始め、急激なガスの変動が始まった。
 星生山山頂では、ブロッケンが見えている模様・・・。悔しかったので、今いる僕の場所、地塘でブロッケンを狙ってみた(笑)。すると、見事に背景の乏しいブロッケンをゲット(笑)。これで、少しは気が晴れたので、西千里をさらに進んでいく。 今度は扇ケ鼻や久住山のガスも晴れ始めすごく幻想的な風景に出会えた。


 





「ガスの晴れ始めた扇 K5」








































「ガスの晴れ始めた星生崎と久住山 K5」

































 景色を堪能しながら西千里の端につき、阿蘇や祖母・傾の方をみると今度は、思っていた通り雲海が出ていて綺麗だった。そして星生崎の下付近では、ミヤマキリシマの残花があり、今年はこっちのミヤマを堪能することは叶わなかったので、せめてもと、星生崎のコラボを撮りまくった。















「雲海と阿蘇 K5」







「星生崎 K5」









































「久住山と雲海 K5」


















































「残花のミヤマと星生崎 K5」








「残花のミヤマと星生崎  K5」








































「雲海と阿蘇 K5」


































 最近は、三俣や平治ばかりだったので(5日に来たが扇の後すぐに帰っているため)、このコースの景色が新鮮新鮮。それに、緑が生い茂り、すっかり山の景色も夏の装いに代わっていて、歩いていてすごく気持ちが良かった。人が多いので敬遠しがちだが、たまには来ないといけないなぁと思った。




「硫黄山と三俣 K5」







































「ノリウツギと星生崎と星生山 K5」







































「上の2枚の写真の前景 NEX-5N」
































 








「緑に覆われた御池 K5」


































 御池につきそのまま天狗に登ろうかと思ったが、なんとなく池の小屋に足が進んだ。中に入ろうか、そのまま中岳に登ろうかと悩んでいると、中から、なんと、「ダンディな男性」、GOTOさんが出てきて、続いて、ボッチさん。これは、小屋によらないとということで中にはった。すると、中にはGINさん、仙人さん、そして、初めての山靴さん夫妻とお会いすることができた。会話に混ぜてもらい楽しい時間を過ごすことが出来た。
 皆さん、渋滞に巻き込まれる前に下山するとのことだった。僕は中岳を後回しにし、鳴子を目指すことにした。




「池の小屋 K5」






































「ちょっとピンクかな平治岳 K5」

















































「東千里のミヤマと中岳・天狗 K5」


 東千里でも残花のミヤマキリシマや白のミヤマキリシマもあり、色々と写真を撮ったが思うようにはいかなかった。
 そして、白口分岐につくころ、なんと「九重連山を歩く」の師匠の姿が見えた。もちろん狙いも一緒。僕は自称弟子なので、予測はついていた(笑)。おそらく、師匠もそうだろう(笑)。
 そして、鳴子で開花したオオヤマレンゲを探した。上の方はまだまだ、蕾だった。もしかして、咲いてないかもと不安がよぎったが下に降りていくにつれ徐々に開花した花があった。
 この花は、花の花期が短く、咲いていても必ずしも撮影しやすいところにあるとは限らないし、天気が悪ければ、花弁を広げないのが、何とも憎らしい。それが、森の貴婦人といわれる所以なのだろうが・・・・>< 今回も木の上の方には沢山咲いていたが、下の方は中々だった。探しに探し、3年目にして初、なんとか見事に開花した花を撮影できた。








「オオヤマレンゲ K5」





































「オオヤマレンゲ K5」








































「オオヤマレンゲ NEX-5N FE」







































「オオヤマレンゲ K5」


















































「オオヤマレンゲと白口 K5」


 この花は妖艶なだけあって撮影が難しかった。僕の腕では、「下手な鉄砲も数撃てば当たる」、まさにこの諺に頼らざるを得なかった。そして、やっと撮影を終えると、師匠はいなかった@@; 天気も悪くなったことだし、行きに、撮影したいと思っていた、「ベニ・シロドウダン」、「ベニバナニシキウツギ」を撮影することだけに専念し、もうどこもよらず、ちょっと急ぎ足で来た道を下山した。



















「ベニドウダン K5」







「シロドウダン K5」




































「ベニバナニシキウツギ K5」

































 
 






花散策 模様のはっきりとしたバイカツツジ

「バイカツツジ K5」


































 12時という早い時間に下山できたので、「バイカツツジ」を見に行った。先月見たときは、時期外れの開花だったので、独特の模様が薄かったらしい。確かに、ほんのりと赤く染まっただけだったので、素人目でも物足りなさを感じていた。 そして、今日、そのポイントに行ったところ、何とも言えない赤い綺麗な模様が浮かび上がっていた。 まさにこの模様あっての梅花だなと感じた。





「バイカツツジ K5」
































 そして、またまた、男池のおいちゃん家によって、地鶏を買い帰路についた。
今も、その地鶏とビールを片手に更新していたりして(笑)


 


エピローグ

 ミヤマキリシマの時期が終わりましたが、多くの人が、扇など訪れていました。でも、当然ですよね!!例年だと扇は、まだ見ごろに近いはずですから・・・・。
 それに、鳴子のオオヤマレンゲ、こんな時期には、まだ殆ど、咲いていないはずですよね><; ほんとに今年は、花の開花が早いみたいですね。 通常なら「まだでしょ」と思うときに賭けで行ってみないと見逃してしまいそうです><
 
 
次はどうしようかな、この妖艶なオオヤマレンゲをさらに追い求め続けるか、朝駆けでもするか、悩みどころですね@@;


  
 
 ご来頂ありがとうございました☆彡


                     「くじゅう連山のひよっこ」  Ryona




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