くじゅう連山のひよっこ
山行レポ (7月13日 中岳・タデ原 )
牧ノ戸（1:30）→沓掛山→西千里→避難小屋→御池→中岳（3時過ぎから7時位まで）→池の小屋→牧ノ戸（9時過ぎ）
先々週は、雨が降っても山行きしようかなと考えていたが、飲み会で、お酒に飲まれてしまった（2時くらいまで飲んでいた（笑）。そして先週は、ここ田川は、雨が結構激しかったので、自粛した。
ということで、今週は、待ちに待ったくじゅう山行きである。どういう山行きをしようかと考えていたところ大先生である木下さんのHPで、これから先の山の楽しみ方「ブッロッケン」についての特集記事があったので、朝駆けをし、その「ブロッケン」を狙ってみることにした。
ピーカンな夜明け
「中岳山頂からみた大船山 K5」
最近は、5時ちょい過ぎと日の出が早い。ということは、遅くても2時過ぎには、登り始めないと間に合わない。そこで、前泊することにした。仕事が終わり、急いで、準備をして自宅を飛び出た。家で風呂も入ってないので、9時以降も入れる温泉を探した。すると、「筌ノ口温泉」の共同浴場が、24時間開いていて、料金が200円だということだったのでよることにした。噂で聞いていたが、この温泉は鉄分がたっぷりで、タオルが黄色になるということだったので、タオルが落ちたりしないように心がけた。そして、無事に終わったと思って、体を拭いたら、なんと、タオルが・・・・黄色になっていた・・・・（笑）。とても、気持ちよかったが、体を拭くだけでタオルが黄ばむという凄まじい温泉だった。
そして、長者原で寝支度を整え、銀河高原ビールを買い、牧ノ戸に10:30に着き、飲みほし速攻就寝。牧ノ戸は、風がはげしかったが、気温も低く、最近の下界での熱帯夜が嘘みたいで、寝るには最適な環境だった。が、どういうわけかほとんど寝れず・・・・、先行する朝駆け組がちらほらと登リ始めたので、寝るのをやめ、1時半登山を開始した。
牧ノ戸に着いた時は、ガスで星も見えなかったが、登るときは星が沢山。あまりに沢山ありすぎて何が何の星なんだかさっぱり＠＠。 その星空を眺めつつ、ひたすら歩いていると西千里あたりで、すごい光を放つ流れ星を見た。あれくらいすごい、流れ星であるなら、4文字くらいの願い事をお祈りできるだろうなと、4文字だったら、何を願うだろうと考えながら、ひたすら進んだ。すると、ガスがではじめた。道が見えなくなり、かなり道を外した感があったが、何と避難小屋に明かりがついており、そのおかげで方向を見失わず、何とか避難小屋へたどり着いた。
避難小屋の明かりに助けられたのだが、なんか光る避難小屋が奇妙なので、スルーした。すると中からボッチさんと大空さんが出てきたので、ついて登っていくことにした。
そして、ガスが、久住側から来ていたので、中岳に登ろうということになり、中岳についた。
今週、台風が発生したせいか、風が強かった。強風を凌ぎつつ、日の出までは時間もあるので、朝食をとった。
「日の出前の三俣・平治・由布岳 Ｋ5」
「日の出前の定番ショット Ｋ5」
「ガスの押し寄せる天狗 K5」
「日の出前の三俣・平治・由布岳 Ｋ5」
中岳についたころには、久住山の方面に大きな雲海があり、これがもしかして流れてくるかもと思っていたが、星生のところまでしか流れないし、何時しか遠のいてしまった。さらに、空はピーカンで雲すらない単調な朝となってしまった。 それでもガスで撃沈するよりましだし、個人的には十分満足なので、ひたすら色々なところで撮影をして回った。山頂は本当に風が激しくて、久住山側を撮ろうと構えようとするなら下から吹き上げる風に吹き飛ばされそうになるほどで、手振れブレブレだった。
朝日も撮り終わり、山頂にいる人たちを見まわす。すると、僕たちが山頂に着く前からいた方をよく見ると、どうも、ノリのフィールドノートのノリさんではないかと思い話しかけてみるとやはり、その通りだった。前からずっとブログを見ていて、写真が素敵だなと思っていたので、いや〜話せて本当に良かった＾＾ これからよろしくお願いします。
そして、よく見ると豊後高田のTさんもおられたし、そのTさんと仲良く話す女性がいて、奥さんですかと、聞いてみると、木下さんのBBSでおなじみのなおさんだった。なおさんは下山時もご一緒させていただいた。これからよろしくお願いします。
「大船と日の出前の空 K5」
「ノリウツギと大船と日の出 K5」
「ノリウツギと平治と日の出 K5」
「モルゲン？ 天狗 K5」
「阿蘇と久住山 K5」
「光芒さす三俣 K5」
「山頂と幻想的な光芒 K5」
そして、ちょっとばかり休憩しているとボッチさんたちが頂上にいた。何かを狙っているようだったので、もしかして「ブロッケン」が出そうなのかと思い、行ってみるとここからブロッケンショーの始まりだった。ちょっとカメラの設定を間違ってしまったのが残念だが、ここまで、はっきりとしたブロッケンを撮影できたのは、初めてだったので本当に至福の時間を過ごすことができた☆彡
そして、ブロッケンも撮影もひと段落し、ノリさんと共通のリンク人であるnacchi***さんについて話していると、何と偶然・・・すぐ横で本人がブロッケンを撮っていた（笑）長距離移動と書いていたので、愛媛の石鎚に行ったんだろうなと思っていたのだが、行ってなかったのかと思っていると、石鎚＋・・・・・・信じられない山行をこなして、くじゅうだった＠＠； いや〜その体力・気力・精神力にいつも驚かされる（驚）
そして、ダンディなGOTOさんともまたお会いでき、今日は髭がさらにダンディさに磨きをかけ、本当に恰好よい人である。
「ブロッケンと天狗 K5」
余談：ブロッケンって、今大人気の漫画onepieceでも取り上げられた話題ですね＾＾ 空島の住民が太陽の光に照らされ、霧のでた海域に反射され、大きな影の怪物を生み恐れられているといったものです。そんな現象が、山で見られるとは・・・・しかも、怪物ではなく、自分が神様であるかのように見える、なんて錯覚してしまいそう（笑）。 これを見たのは、初めてではありません・・・！
「ガスが押し寄せる大船山 K5」
「ブロッケンと天狗 K5」
「ブロッケンを狙うわたくしRyona K5」
「ガスが押し寄せる三俣・平治 k5」
そして、ガスが押し寄せてきて、完全なホワイトアウトの状態となったので池の小屋に行き、色々な方と楽しいお話をし、山下さん、ボッチさん、ゴリさん、なおさん、大空さんとともに下山した。
「ヤマブキショウマ」
「シライトソウ」
「ウツボグサ」
タデ原にて
「三俣とノハナショウブ NEX-5N」
下山後、花散策を兼ねて、タデ原に！！ お目当ては「ノハナショウブ」と「カキラン」。
「ノハナショウブ」は見ごろで、「カキラン」も結構咲いており、満足な花散策となった。
「ノハナショウブ NEX-5N」
「ミズチドリ NEX-5N」
「ハンカイソウと三俣 NEX-5N」
「オカトラノオ NEX-5N」
「キスゲと三俣 NEX-5N」
「クサレダマ NEX-5N」
「カキラン NEX-5N」
エピローグ
今日は、新たな出会いと「ブロッケン」三昧という充実した山行きとなりました。「ブロッケン」は十分に満喫できましたので、次は、「白い虹」ですね！！ちょっと湿度が高くないと出ないみたいですがいつか見てみたいです。
あ〜色々な山行きのスタイルが身に付いたので、早く次の山行きをしたくてたまりません＞＜
最近メールホームの使いにくさをよく指摘されますので、来月には、ダイレクトメールに変更しようと思っています。移行期間としてTOPページの左下の方に設置していますので、そちらも利用できます＾＾
ご来頂ありがとうございました☆彡
「くじゅう連山のひよっこ」 Ryona
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