本文へスキップ

くじゅう連山のひよっこ


山行レポ (9月21.22日 坊がツル テント泊)



1日目  吉部(9:30)→大船林道(鳴子川短縮ルート経由)→坊がツルテント設営場所     (11:15)→法華院山荘→三俣山
2日目  坊がツル →花散策を兼ねて大船林道(鳴子川短縮ルート経由)→吉部



             

 今回の目的は前々から計画していたテント泊である。Myテントも5月以来使われておらず、泣いていたに違いない・・・・。そして、今回はテント泊のために新たに購入したミニタープの使用も楽しみの1つ。 
 いつもは、長者原から入山する。雨ケ池の
ヤマラッキョも気になるし、今回もそうしようかと考えたが、いつも同じじゃ少しつまらないし、テント泊をする際の一番楽なルートも知っておきたいので、花散策を兼ねて吉部から登ることにした。 
  

 

一日目 いきなりツル人参 

「ジイソブ K5」


































 大船林道を行くことにし、今回も二つ目にある短縮ルートを使用した。大船林道は、そのまま歩くと入り組んでいるため結構長いし疲れる。短縮ルートは鳴子川沿いのゲートのすぐ右に一つ、またその先に一つある。おそらく15分は短縮できるはずである。どちらの短縮ルートもそんなにキツくはないが、2つ目の短縮ルートは、登りも少なく、特に20キロを超すような荷物を持つときはお勧めだ。 
 そのルートを進んでいるといきなり
ジイソブ(ツルニンジン)に出会った。いつもはタデ原で見ていた花だが、今年は、木道補修中なので会えないと思っていたので本当に良かった^^
大きな荷物を背負ってなのでブレブレだったが(笑)
 そして、少し旬を過ぎた
ハガクレツリフネの群生の間を通っていると、今回一の驚きだったのが、ギンリョウソウが咲いていたのだ。このギンリョウソウは、アキノギンリョウソウらしく、ギンリョウソウモドキとも言われるらしい・・・・。モドキ?どっから見てもギンリョウソウに見えるのだが・・・・(苦笑) 
 





「アキノギンリョウソ ウ   NEX-5N」













「ハガクレツリフネ
     NEX-5N」












「ツチアケビ
    NEX-5N」


 大船林道に合流し登っていると、途中で帽子がないことに気が付いた。そういえば、「さっきコンタクトが外れて付け直していた時に、カチッて音が鳴ったこと」を思い出した。しかも、その場所からは結構進んでいた・・・、でも、そんなことでお気に入りの帽子を無駄にはできないので、引返すことにした。以前にも同様な経験があり、その時は高塚付近で前岳で帽子を忘れたことに気づき、戻る気力がなくあきらめたのだが・・・・(苦笑)。
 
 大体一時間半くらいで、坊がツル入り口に着いて辺りを見渡すと、辺り一面ススキで、秋の姿に変貌していた。そして道路わきに咲くホタルブクロを発見し感動していると、どうも何かを燃やす匂いがし、辺りには煙が立ち込めていた。去年もこの時期に煙を確認し、色々と人に尋ねたら、どうやらこの時期に輪地焼きを行っているらしい。輪地焼きとは、3月の野焼き時に炎が類焼していくのを避けるための大事な下準備とのこと。 もうちょっと早く気付けばよかったと後悔した・・・・。周りはボランティアなので、こんな小僧が写真撮りにうろちょろするのは、失礼だろうが・・・^^;
 











「ホタルブクロ       NEX-5N」






「輪地焼きをする坊がツル NEX-5N」

































 









「myテントと
 タープを設営中
   NEX-5N」


 坊がツルにつき、さっそくテント場を物色し、設営を始めた。もう4回目、しかも今回は家で設置の練習済みなので、あっという間に組み立てることができた。タープも難なく設営・・・。
 テント泊は、いつも周りの人がどういう風にしているか見るとすごく勉強になる。今回も、このタープのポールについて、登山ポールを代用している人が多くいた。僕の持参したポールは、1.5キロ近くあるので、この分の荷物が減るという見事な起点だと感心させられた。
 昼ご飯を食べ、大船に行こうと思っていたが、大船はどうもガスがかかっている模様なので、ガスのない三俣山に行くことにした。三俣山も以前はよく行っていた山であったが最近は朝駆けに嵌っていたので大変疎かになってしまっていた・・。












「坊がツルの木道」












「法華院温泉山荘
     NEX-5N」


 法華院山荘を経由し、九重において僕の中では、一番嫌いな登りを越え、北千里に出た。
北千里も
ススキが覆いつくし、猿岩も今日はススキとのコラボ^^去年も感じたが北千里で見る光にあたるススキはキラキラと光りどこで見るススキよりも美しく見える。

 久しぶりのすがもり小屋に到着し、少し休憩・・・。 すると若い3人組の男性が登ってきた。彼らは、水を持ってないらしく、しかもその中の一人は、クロックス・・・・。自動販売機を探していたいので、法華院まで行き飲み物を買い三俣に登るとのことだった・・・・。 なんとまあ、開いた口も塞がらないとはこのことか・・・・とポカーンとした。 まあ富士山でも、常識知らずの登山客が多いと聞くが、下調べなんてことしないのかな・・・@@; その後彼らに会うことはなかったが・・・・(笑) 山を甘く見すぎていたと反省していれば良しとしよう。
 
 そして、ススキがなびく西峰への登路を登り久しぶり山頂へと着いた。 山頂では、
リンドウが咲き、その可愛らしさは何とも言えない。坊がツルやタデ原のリンドウとは趣きが違う。山の上では強風を避けるため背丈が低いのがその可愛さ所以だろう☆彡 






「ススキと猿岩 K5」
































 







「北千里と大船 K5」







































「三俣山登山路からの景色 K5」

































 






「西峰からの景色 K5」
































 







「西峰からの景色 K5」







































「ガスにのまれていく久住山系 K5」






































「西峰のリンドウ K5」













































「西峰のリンドウ K5」









「西峰からのみた久住山系 K5」







































「ススキとすがもり小屋 K5」

































 リンドウを愛で、ガスが出てきたし、夕掛けの撮影の準備はしてきたが、ヘッドライトを持って来るを忘れたので、そのまま下山し、坊がツルの木道で、ことし初のアケボノソウにうっとり(笑) 愛でるものがありすぎて困るぐらいである・・・・・(笑) そして、テントに戻り法華院温泉山荘に、温泉にはいりに行った。 そして、ビールを何本か買い、テント場に戻った。
晩御飯は、おいちゃん家の地鶏、焼き豚、野菜炒め(スーパーの真空のお得セット)、クリームシチュウ((フリーズドライ)←高いがお勧め)を食べた。お酒も入り、程よく酔って来たので22時就寝した。







「アケボノソウ K5」
































 















「晩御飯、おいちゃん家 の地鶏 NEX-5N」






2日目 なんとまあ・・・ 

「朝の坊がツルと大船 K5」


































 起床は、なんとまあ6時・・・・。大船への朝駆けはあっけなく散ってしまった。今回は
テントの中で快適な睡眠を心掛けたので、mont-bellのコンフォームシステムパッド150、それに取り付けられる
システムピローを使用した。抜群に膨らむし、寝心地もよく、今回は気温も快適に寝られるような温度だったので、8時間睡眠・・・普段より爆睡している・・(笑)
 まあ、「のんびりとした朝を迎えるのもいいか」、また「山がモルゲンしているのでその姿が鳴子川にが映っていないかなぁ」と思い坊がツルを散歩した。 朝の坊がツルで、その静けさや目覚める山々の壮大な景色に喧騒な日々を忘れ、ゆっくりと過ごした。

 




「坊がツルと三俣 K5」








































「鳴子川と白口岳・中岳・天狗K5」

































 それから、テントに戻り、早朝は、タイのドイトンコーヒー(写真を採り忘れた(笑))で、タイの麻薬撲滅のため、代わりに栽培されたコーヒーというPOPに惹かれ買ったのだが、これが、飲みやすく、香りも程よく、苦みもあり美味しかった(苦みは入れ方の問題かも・・・)。
 そして、ゆっくりとした時間を過ごし、10時坊がツルを後にし、吉部で花散策をしながら下山した。













「ヤマホトトギス           K5」







「まさかのエンシュウツリフネ? K5」









































「キイロツリフネ
       K5」

















「フシグロセンノウ?         K5」












「ツリフネソウ K5」


















「タンナトリカブト K5」










 
エピローグ

 今週は3連休だったので相当の人がくじゅうを訪れていましたね^^ 牧ノ戸なんて、あふれんばかりに路肩にも駐車されていました。 久しぶりにこんな状態を見ました。三愛の信号の込み具合に思わずUターンし、玖珠を通って帰りました(笑)。この道は全然こまないので普段通りの時間で家に着きました☆彡

 ススキだけでなく、山の色もだんだんと色あせてきて本当に秋に近づいてきました。もうすぐ紅葉ですね^^ 楽しみです☆彡

 そして、今回は九重連山を歩くの師匠が購入した























 このシャツを購入しました^^ ずっと欲しかったのです^^ 他にも「くじゅう大好き」がありましたが、やっぱり「くじゅうにこだわる」の方がしっくりきますね☆彡
 そして、ミヤマキリシマのゆるキャラのミヤちゃんのぬいぐるみも購入しました。 ミヤちゃんは今度からザックにつけて登りますので、そんな奴がいて、もしかしたらと思ったら声をかけてください(笑)



 
 ご来頂ありがとうございました☆彡


                     「くじゅう連山のひよっこ」  Ryona




このページの先頭へ