牧ノ戸(3:20)→西千里→くじゅう避難小屋→天狗→池の小屋→牧ノ戸(12:00前)
今週は土曜日天気が良かったのになんで、日曜日なのかって?? えっ聞いてないの?って、職場のお母さん的存在のかたの送別会があった。彼女には、大変お世話になっていたし、酒飲んだら絡んでくるので、途中で抜け出せるわけもなく、土曜日を諦めた・・・。本当は土曜日に、ボッチさんについて、平治岳に行きたかったのだが・・・・。
最近特に思うことは・・・・、お酒に弱くなった。あわよくば行けるかな程度しか飲んでいないし、スナックに行って紅を歌ったわけでもないのに・・・・、結構な出来上がりだった。おまけに、こんな状態で、紅なんて歌っていたら・・・・、喉から紅が出ていたに違いない(笑)
そんなこんなで、満を喫して日曜日に山行することにした。それに、今回は月の撮影ができるという好条件という情報もあったので朝駆け決定。 今度こそ三俣山に登ろうと思っていたのだが、牧ノ戸周辺に着くとガスゥ~がいっぱいで、いつも通り牧ノ戸から登山をすることにした。
牧ノ戸付近にガスがあれば、間違いなく行ってはいけないと決めている山がある。それは、三俣山と星生山だ。この二つの山は、結構な確率で、最後にガスが晴れる山だからだ。おまけにガスがかかっていれば、三俣山は道がわかりにくいという難点もある。
3:20分いつも通り、牧ノ戸を出発した。牧ノ戸の気温は、0℃と暖かく、昨日の霧氷ももうないだろうなという不安の中・・・、ひたすら進む。前回同様、沓掛への登りで、滑り、雪のなくなった登山路に足をひねったり・・・・。おまけに、狙いの月なんて、三愛で準備して以来望むこともできなかった。避難小屋で少し、休憩をし、日の出も6:30と早くなったので、5:30に天狗へ出発。天狗へ向かう途中から徐々にガスが流れ始めだし、思いのほか霧氷が綺麗に残っていたので、雲海そして、真っ赤に染まるサンゴを、sanpoさんと家族占めかとハラハラ(笑)。
いざ山頂では、思った通りガスが流れ始め、その向こうには大雲海が確認できる。ガスの流れてくる方向は、扇ケ鼻からで、それもかなり高いのが確認できた・・・(予想外・・)。その予測は、間違いではなく、ガスが流れるが中々、山を望めるようにはならないし、仏の精神で、無我の境地を切り開いたその時だった。一瞬だが中岳・大船が姿を現した。 後ろを振り返れば、裏焼けとガスをまとった壮大な久住山の姿も・・・^^
久住山の写真が中々旨く行かないので、ずっとすたんばっていたら今度は、中岳の方から・・・朝日が出ていた(;^ω^)。その瞬間ガスが中岳の付近で渦を巻くように流れ、そのガスを朝日が真っ赤に染めるという素敵な瞬間を目にすることができた(*´▽`*)。その素敵な瞬間を拝むたびに、心が乱れ、その度にガスがまた覆い、無我の境地にたどりつけばまた、ガスが晴れる。そうこうするうちにブロッケンも出始め・・・・したが、結局、悟りをひらけなかったのか忍耐が足りなかったのか、星生がガスから姿を現すことはなかった・・・・・。
天狗の山頂では、higetiasさんのお友達のSさんにお会いした^^
こんなハラハラドキドキな時間を楽しんだが、今日は日曜日なので、長居はせず、それに野焼きの影響かカスミも凄くなったので、早々に下山を開始・・・・、それでも手遅れ・・・・泥沼化した登山路を泣く泣く下山することになったのでした(苦笑)
下山後は男池のおいちゃん家により、そのついでに黒岳山麓の咲き乱れたユキワリイチゲを堪能。おいちゃんに化されたミッションを達成できず・・・無念の帰宅になったのでした((+_+))
次は、沓掛のマンサクも蕾んでいたので、佐渡窪のマンサクあたりかなぁ~☆彡
ご来頂ありがとうございました☆彡
「くじゅう連山のひよっこ」 Ryona