牧ノ戸(1:30)→避難小屋→池の小屋→天狗→池の小屋→牧ノ戸(9:30)
五月も中間に差し掛かった。ということは気になるのはミヤマキリマの開花情報であるが、今年は花の開花が全体的に5日位遅いらしい。ということは、前年の2分咲きだった立中・指山はまだ蕾の可能性が高い。なぜ、最初に指山と立中に行くかというと、これらの山は1400m級であり、ミヤマキリシマが群生していて、一番のミヤマキリマの名所である平治岳(1500m級)の状態が、ここの開花状況で、読めてくるから・・・・・かも(言い切ってはいない(笑))。それに平治ばっかりに登りたくないし・・・・ね^^; 必然的にそうなっちゃうけど・・・・(苦笑)
今回は、これから大船山系の山中心になってしまう1ヶ月間の前に、ちょっとだけ顔見せに行くことにした(笑)
来てよかった*。*;
1時半に牧ノ戸をスタート。空を見上げるとうろこ雲がいっぱい。そして、薄雲から透けて月も見えていて、もしかしてこれはビックバンが起こる雲じゃないのかとワクワクしながら登路を進む。先行者は1人で、まさかの奈良から帰宅のあの人かと思ったが(笑)、こんなに早く登らないよなぁ~登る必要ないよなぁ~と思いながら、後を追う。避難小屋にいるかなと思い覗くといない。ここでちょっと時間を潰すが、あまりに早く入山しすぎたため、朝日まで2時間以上あるし・・・・暇でしょうがないので、先へ進むことに。 空は月が雲間に煌々と輝いていて、スタート当初と同じように、うろこ雲だった。
そこで、御池に写る月と雲を撮ろうと思い、御池を振り返ると・・・・おっとっと、月は御池には写ってなく・・・・、それに写っていたとしても・・・・、あまりの強風・・・・・条件が悪いので諦め、池の小屋に進む。池の小屋の中では、先ほどの彼女は・・・いない。遠くを眺めると、白口の方にヘッドライトが・・・・、まさかに白口朝駆け????? いや、あれは噂の幽霊????かも(笑) その後、ライトを見ることはなかった・・・・(怖)
それは、そうと肝心の朝駆けの成果だが、東の空はどんより・・・・・何とも単調な夜明けで終わるかと思われた。が、その時光る柱が現れ、少しずつ赤く染まり始めた。
そして・・・・なんと・・・・・なんと・・・・・・その期待どおりには・・・・行きませんでしたぁ~(笑) 黄砂の影響が霞が相当強すぎた・・・・、他の条件は悪くなかっただけに・・・・悔しいです(=_=) 今日の見せ物、太陽柱の似通った写真を以下ご覧あれ(笑)
夜明けは満足できなかったが、色あせていた山にも新芽が芽吹き、少しずつ山が緑に色づき始めていて、これまた、季節の変わりを身を持って実感できるという幸せな体験ができた^^
でもでも、1つ残念なのは、今年も、こちら側の山は尺取虫が大量発生しているということ。今はちっさいのであまり目立たないが、それでも1つの株に百以上いるであろうことが確認できた・・・・・。こんなことは言いたくないが、去年と同様の結果になるに違いない・・・。
そうなると、平治は、食害が起こっていないことを祈りたい・・・・。
新緑が芽吹き、また早咲きのミヤマキリシマ、遠方に見えるヒカゲツツジ、イワカガミ、沓掛を染めるシャクナゲ(少しピーク過ぎていたが)といった、冬以降、消えていた山の彩が蘇り、爽快な気分のもと、下山^^
その後、男池のおいちゃん家に行ったのは言うまでもない(笑)
来週から始めるぞミヤマキリシマ調査隊☆彡 こうご期待^^
ご来頂ありがとうございました☆彡
「くじゅう連山のひよっこ」 Ryona