３時半に自宅を出て、Ｙｕｍｉさんをひろい、行きは高速を使う。４時間半くらいか、目的の尾鈴山キャンプ場に着いた。東九州自動車道便利なものができたものだ。
　そこで、すぐに見てはいけないものを見てしまう。なんともう１つのお目当ての花「キバナノホトトギス」がめっちゃ咲いている。なんてこった・・・・、とりあえずここでは見てないことにしようと、準備をし、９時にスタート。
　　

　駐車場は登山口ではなく、駐車場から約１時間歩いたところに登山口があるらしい・・・・。一時間は結構長いけど、滝や清流など目を引くものが沢山。　

　　　

　

　

　

　あっという間の一時間だった。　ここからが本格的な登山。まあまあの登りを登る。↓のように１合目から山頂まで、１合ごとに看板が立てられている。
　この看板って距離の目安にはなるけど、余裕のない人たちには、絶望を与える看板になるかも（笑）
　

　

　８合目を過ぎると気持ち緩やかになるのかな？　ここからはシコクママコナロード・・・・・ちょっと時期は遅かったけど、花の旬の時期に来ればやばいに違いない。

　この尾鈴山は、日本最初の天皇とも言われる神武天皇にまつわる伝説があるらしい・・・・そんな看板が展望所のところにあった。山頂手前には尾鈴神社があり、ガスを纏った姿は神秘的だった＾＾　

　山頂には、先客が２名おられ、半袖を着ていたので、ヒルってそんなに問題ないんですかと聞くと、奴はこれからのあるルートに潜んでいるらしい。　今まで熱い思いをし、止まる度に、くっつかれないようにじたばたしていたあの時間は何だったんだろう・・・・・（苦笑）
　でも、世の中、危機管理が重要・・・・決して無駄ではないはずと・・・・・、より一層気を引き締めてヒルロード（冗談）へと向かうことにした。　

　
　山頂から長崎尾までは長い長い・・・・。Ｙｕｍｉさんが山頂に着いた時まだ３分の1ですよって言ってたのが納得・・・・・＾＾；しかもここからはガスが下りてきて、登山道が真っ暗中々道を探すことに苦労し・・・・ようやく下の分岐へ。

　この分岐からは結構な下りを下る。台風の影響か白滝の展望所から見た白滝が日本三大名瀑の一つのようにも見えた＾＾；
　それからも下りは続く・・・・

　この流れを渡らないといけない場所を通過し・・・・（苦笑）
その後は白滝を真下からながめ・・・・その凄さに言葉もでず・・・・。
そしてついに・・・・・キバナノツキヌキホトトギスが＾＾
　

　このくだりの登山道には、沢山のツキヌキが＾＾　崖の部分に咲いていたり、葉っぱが汚かったり条件に合うものこそなく、おまけに天気も時間も・・・・。でもこの花に出会えた瞬間山頂からの長い登路の疲れも吹っ飛んだ〜〜〜。　花の名の由来は↓の写真のように葉っぱを茎が突き抜いているように見えるから「ツキヌキ」とついたらしい・・・・・お見事＾＾

　ただ疲れを忘れたのはこの瞬間だけで・・・・トンネルのところからはひたすら歩く。
なんぼ歩いても減らない標識（気持ちでは２ｋｍ以上は歩いているのに700ｍしか歩いてなかったり・・・）にうんざりしながら、なんとか最初撮らなかった駐車場付近のキバナノホトトギスを写真に納め下山した＾＾；。

　

　そして、駐車場で出来事は起こった。
ゆみさんが「ヒルプミー」と叫び出した・・・・・。えっと手をみると「血ぃ〜すうたろかぁ〜っ」とヒル君に血を吸われていた（笑）。　
　最初、今日の目的は「ツキヌキホトトギス」と「チヲヌキユミサン」をみること言っていたけどまさかね〜（笑）　苗字も一文字変わったらしい・・・冗談ですよ＾＾；

　日本二百名山の尾鈴山・・・・約８時間30・・・・の登山、一筋縄でいく山ではありませんでしたね＾＾；

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　管理人　ＲＹＯ